保護者の皆様へ

光星HPを訪問してくださいまして有難うございます。

 

通塾生の皆さんの成績を上昇させることができるように努力していきたいと存じます。

お子さんの成績を上げるのって、結構苦労しますよね。フルパワーで問題の予想をして無理やり

順位を上げてしまいますと、今度はその反動で頑張っているのに順位が落ちるという事態を招き

ます。うまく伸びる余地を残しながら学力を上げていくというのは大変なものです。

 

学力に関しては私は感じている通りのことを申し上げますので、「竹園に行けると思います」とか

「栄進がねらえます」とか「一橋大に届くと思います」といったコメントをした場合は、その通りに受

け取って頂いて構いません。

 

光星は大学入試で通用するような「育て方・考え方」を身につけさせる方向で指導します。英語の

教科書を暗記させてとりあえず定期テストの点数だけ上げようとか、出そうなところだけにしぼって

点数を上げようというやり方は、あまりしません。(入試直前期の仕上げは別ですが)

いわゆる個人塾で大丈夫かなあ?という不安をお持ちの方もおいでになるかと思います。お答え

しにくいところではありますが、1990年代後半、茨城県南で勢力のあった大手塾は、進研、明生、

市進、常星塾などでした。2000年ごろから進研、明生、常星塾が姿を消し、茨進が台頭して市進

と並んで2大勢力になりました。この2つの塾は競争で経営体力を削がれ、茨進が市進に吸収され

て決着しました。茨城の人口密度はおよそで申し上げると、東京の12分の1、神奈川の8分の1、

埼玉の4分の1、千葉の2分の1しかありませんから、茨城は大手塾が赤字になりやすい地域だと

思います。充分なお客さんがいないために経営が維持できなくなるという意味では、都内でデパート

が赤字になってつぶれていったのとまったく同様だと思います。市進でさえ、大幅な赤字を計上して

経営に相当苦労しているのが実情で、大手塾はどこも大変だと思います。光星はとりあえず銀行や消

費者金融等からの融資を受けておらず、ある程度の余裕があるということだけ、申し上げておきます。

 

保護者A「そうすると塾長は大手塾を勧めないってことですか?」

塾長X    「いえ、そうでもないです。大手には大手の良さがありますね。私も元は大手塾にいたわけ

       ですから、光星でやれるけれども大手ではやれないことがある反面、その逆もあるという

       ことはわかっています。」

保護者A「大手ではやれないことっていうのは?」

塾長X  「例えば補習をしたいとき、合格させるのに補習が必要な場合でも、講師が補習すると給料を

      支払わないといけないんで、教室長の権限ではいくらでも補習をさせるわけにはいかないの

      ですよ。私はかなり自由に補習を組ませてもらっていましたが・・・。そういう講師はレアです。

      光星では時間制限がないわけですから、高校生くらいになれば相当遅い時間までみてあげ

      られますね。」

保護者A「逆に、大手じゃないとやれない指導というのは?」

塾長X  「中学受験の行き届いた指導ですね。江戸取以上のレベルになりますと、うちではそこまでの

      人員を用意できません。通常、個人塾ですと、中学入試・高校入試・大学入試のうち、力を

      入れられるのは2つまでだと思います。光星は高校入試と大学入試に集中しています。」

保護者B「大学受験は情報戦になるわけですが、大手との差はないんですか?」

塾長X  「国公立大にしろ、私立大にしろ、合格基準点は何らかの形で今はほとんどの大学が公表して

       いますし、いわゆる模試データは大手も持っていますが光星も持っているわけなので、情報量

       での差は感じないです。AO入試や推薦入試の論文やディベート対策みたいなものは、生徒

       1人にかけられる時間が多いぶん、規模の小さい個人塾の方が有利だと思います。ちょうど、

      聖徳高校さんがきめ細かい指導で推薦入試やAO入試で近年実績を上げてきているのと同じ

      ですね。」

 

合格者数という実績においては大手塾にかなうはずがないわけですが、合格率、平均順位上昇とう部分

での実績においては、どこの塾にも負けない結果を残していきたいと存じます。

皆様のご期待に沿えるように、最大限努力していきたいと思います。

 

保護者A 「HPではかなり遊んでいるところが多くて、実際にはどういう授業をしているのかが伝わってこない

       のですが。少しでいいから、そのあたりを見せてもらえます?」

塾長X   「了解しました。では理系・文系1つずつご覧に入れますね。まずは中1数学からで。」

塾長X   「だから、まず、『比例なのでy=axとおくと』っ書く。こんなの書かないでもできる、とか思ってる子

       いると思うけど、それがダメなの。数学っていうのは、このy=axとおくとって部分も含めて答だから。」

塾長X   「はい、それでx=6でy=-18なんだから、yのところを-18にして、xを6にする。」

塾長X   「そのまま書くと、-18=a6と。これは文字式の決まりで数字が前だから、-18=6aだね。」

塾長X   「で両辺を6で割る。」

塾長X   「そうそう。それで6が下に行くから、約分してa=-3だな。この-3をy=axのaに入れてy=-3x」

塾長X   「最初の『比例なのでy=axとおく』から、最後のところまでが全部解答だからね。いきなりy=-3x

       なんて書いてたら論外だから。最初はね。」

塾長X   「慣れてきたら手抜きするやり方は身につけていいけど、最初に間違ったフォームを身につけると

       ろくなことがないし、最初にきちんとしたやり方を身につけると成長しやすい。わかった?」

塾長X   「普通の生徒をできるようにするならこういう感じですね。」

塾長X   「次は中1社会で。中学生に伝わりやすいように、中1内容でやります。」

塾長X   「じゃあ今日は聖徳太子さんの復習で。589に隋が統一して、593に推古天皇の摂政になったん

       でしたね。冠位十二階と憲法十七条と遣隋使小野妹子。基本的にはこの3セットだな。」

生徒A   「年号いつでしたっけ?」

塾長X   「冠位十二階が603で、憲法十七条が604、小野妹子が607だね。書いておいて。あと法隆寺も

       覚えれば試験はだいたいOK。」

塾長X   「まあ聖徳太子についてはいろいろ議論があって、今風に言えばだいぶ話が盛られているって考

       えるのが有力。一部の歴史学者は聖徳太子の存在自体を怪しいと思ってる。そうは言っても試験

       レベルでは、冠位十二階、憲法十七条と遣隋使小野妹子の3セット、それに加えて法隆寺と飛鳥

       文化くらい覚えれば大丈夫だよ。はい、じゃあ1分あげるから覚えてください。」

塾長X    ・・・1分後 「では、○○くん、年号と合わせて今の3セット言って。」

塾長X   「だいたいこのような感じです。あとは体験授業等でご確認くださいね。」